なんだかテストばかりやってるな。
前回の
高感度でのノイズテストに続き、今度は色味のテストをしてみた。
テストの条件は以下のとおり。
●使用カメラ&レンズ
・EOS 1d mark2 + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO (35mm換算36.4mm)
・EOS m + CANON EF-M22mm F2 STM (35mm換算35.2mm)
●撮影条件
・屋外・自然光下・手持ち
・WBはAUTO
・絞り優先モード・おのおのの写真でF値統一
●RAW現像条件
・使用ソフト:lightroom5.4、CANON Digital photo professional(DPP)
・LIGHTLOOM5.4は初期設定、DPPはスタンダード&シャープネス3で現像
●写真レイアウト
【上段左】1d mark2 + lightroom5.4 【上段右】m + lightroom5.4
【下段左】1d mark2 +DPP 【下段右】m + DPP
EOS mのほうが発色が濃くてコントラストが高いですね。線も太い感じ。
1d mark2は、発色が薄いというか昔のDIGICの少し枯れたような色味。コントラストは低め。
1d mark2はsigmaレンズなので、この影響も大きいと思うけど
それを踏まえても、現像ソフトの違いよりもカメラ側のエンジンによる違いの方が大きいことがはっきりとわかる。
EOS mはエントリー機種なので、後処理よりもぱっと見で魅せるインパクト重視の画作り。
1d mark2は、後処理のしやすさを前提に階調表現を重視した画作りという仕様の違いもあるのでしょうね。
しかしEOS mの画ばかり見ていると、1d mark2の画が古臭く感じてくるのも正直なところ。。
RAW現像時に画質の調整をしてみてわかることだけれど、特に色の調整ってすごく難しいんですよね。。
バランスを崩さず好みの描写に仕上げるのって、基本的な色の知識がないとできないなーと痛感してマス。。
緑の発色はEOS mのほうが好みだなー。。
うー、新しいEOSのメイン機が欲しくなってくるぜ。。