FUJIFILM X-T1 + FUJINON XF 35mm F1.4 R
FUJIFILMの機材を使いはじめて、そろそろひと月。
ちょっと体に馴染んできた。
そしていろいろと思い当る節々。。
やっぱり僕はフィルム的な画作りが好き。
でもフィルム写真は、画にするまでの工程が面倒なのでせっかちな僕には合わない。
気軽なスナップが好きでコンパクトでシャッター音が静かなカメラが性にあう。
動より静的な被写体が好き。
どちらかと言えば、パンフォーカスよりも背景ボケで被写体を浮き立たせるほうが好き。被写体によるが。
どちらかと言えば、接写よりも数メートル先の被写体を狙うのが好き。被写体によるが。
FUJIの色見は、LEICAとかぶるところがある。どっちもフィルムの画作りをベースにしてるからかな。
特に空の青の出方がフィルムっぽいし、モノクロの美しさもどこか似ている。
結局。根本では、LEICAの切り取る画にひどく共鳴しているということ。。
ずっーと前から。変わらず。LEICAの画はPCでしか見たことないけど。
本当に共鳴するものって、よく調べたり見たりしなくとも直わかりだから。。
あまりにも好き過ぎるものってすぐに手を出したくないし
なぜかあえて遠ざけ、目隠ししつつ直視せず
端の方からちょっとずつちびりちびり味わいたいような
そんな感覚が昔からあって。
例えば、小さいころ、クリームパンが大好きだった時。
まずは中心のクリームを邪魔しないように、周りのパンからちびりちびりと食べ始め
薄皮一枚的なすけすけのパンをまとった「ほぼクリームオンリー」のポッテリなかたまりに追い込み
にやにやしながら一気にバックリ頬張ってご満悦みたいな。。(なんかイヤラシゲ?)
どうも中心でLEICA的世界をじーっと温めつつ
何かが孵化するのを待っているような。
そんな感じなんだなーと(意味不だよ)