EOS M2はコンパクトで大変携帯性の良いミラーレス一眼だけど、撮影などを頼まれたときにサブカメラとして使用するにはグリップが良くないのでハンドリングが悪い。。
そこで、社外製の
NEEWER ブラック 金属製 L型クイックリリースプレートブラケット ハンドグリップ なるものを入手。Amazonで税込1,972円なり。
この手の価格にしてはかなり割安だったのと、EOS M用ではあったが、M2になってもさほど外装も変わってないので装着できるだろうとの読みで。
※上記商品は現時点では品切れの模様。同じ商品が別の会社で販売されているようだけど
ここ
価格が倍以上違うので、購入したい方はもう少し様子をみたほうがいいかも。
結果、読み通り、無事装着。
見た目はあまりスマートじゃないけれども、総金属製で仕上げ品質も価格の割には大変よい。
そして何より
グリップが大幅に向上!(個人的には現行M3よりも上と感ずる)
これだけでも価格を超えた価値があると思う。
がしかし。。
1点問題があり。
カメラのバッテリー蓋の開閉がハンドグリップに干渉し、バッテリーの出し入れが困難。(だから割安だったとか?)
取付角度など工夫すれば、なんとかバッテリーの出し入れはできるのだが、斜めに装着するということ自体が気持ち悪くてダメ。。
そこで意を決してグリップの干渉部を削ることに。。
用意するのはこれだけ。
100円ショップで売っている金ヤスリ。
これでカメラのバッテリー蓋の開閉時に干渉する箇所をシコシコ削るというわけ。
で、削った様子が下の写真。
けっこう削りました。時間にして1時間強。。
腕が攣りそうになります。。
グラインダーなどの電動工作機をお持ちの方は、あっという間に削れると思います。
下は真上から撮った写真。
どのくらい削ったのかの参考に。厚み約2.8mmまで削りました。
たぶん1.5mmくらいは削ったと思います。
削った面の処理の仕方はあるのだろうけど、面倒なので油性黒マジックを塗って仕上げ終わり。。
ちなみに、グリップ部とボディが接する面(ハンドグリップの裏面)に、厚みのある両面テープを貼ってます。
(上の写真の白いところ。ボディと接する面はシールを残して接着しないようにしてます)
ハンドグリップが金属製なので、強く握ったときにカメラボディにスレがつかないようにするのと、バッテリー蓋の開閉にハンドグリップが確実に干渉しないよう、微妙にオフセットして取り付けられるようにするため。
(もう少し削れば完全に干渉しないのだけど、これ以上削るとかなり薄くなってしまい、強度的な不安があったので)
実際装着してみると。。
↓ご覧のように、バッテリー蓋の干渉から解放され、スムーズにバッテリーやSDカードの取り出しができます。
ちなみに、EOS M用なので、下のように装着時に隙間が出ます。
ですが良好なグリップがもたらす幸せ感のほうが上回るので、ほとんど気になりません(笑
実際のグリップ時も不思議と違和感はないです。ハンドグリップ単体での剛性が高いので握ってもゆがまないからだと思う。
これでEOS M2も積極的に現場投入できそうです。
ちなみに、MからM2になって変わったと感じるところ。
AFが早くなったのは皆さんすでにご存知でしょうが、ワタクシテキニおっと思ったのが
シャッター音。
かなり気持ちのいい音になった。まるでフィルムeosのようなキュシーンというこぎみよい音。久々に気持ちいいと感じた音質。eos 70Dよりも全然よい音。
Mは確かゴトッとした重いもっさりした音だったと記憶している。
それと、
ボディサイドの樹脂の質感。
Mは、全体的には質感がよかったのだか、唯一サイドボディだけ安物のブラスチックのようで、なんでここだけこれなのかと不思議に感じていたので。
M2 は、樹脂の表面をシボ的な加工をしていて、やっとボディ前面の高質感とバランスが取れたように感じる。
それと
軽さ。
Mよりもほんの少ししか軽くなっていないけど、小型化したボディやこぎみよいシャッター音と相まって、数値以上に軽快な印象。
そんなところ。