RICOH GR
機材をとっかえひっかえして一体何をやっているのだろう?と疑問をもちつつも
売り買いを延々と続けてきたことで、結果的にお金も相応に使ってしまったわけだが、
いろいろと自分なりにわかってきたこともある。
「自然だな」と感じる色味の大切さ。
これはどういうことかと言えば、どこか不自然な感じ、違和感のある色味のカメラやレンズは
どうしても長く使えないとうこと。
もちろんそうじゃない人もいると思うけど、僕の場合は、ちょっとでも色味に違和感があると
それ以降その機材を使う気になれないのである。
だからこそ、ここまで機材の売り買いを続けてきたというところもあるのかなと。
逆にいうと、これに気づくまでこんなに時間とお金を費やしてしまったということでもある。。
で、現在はどこに落ち着いていいるかといえば
自分の日常スナップ用としては RICOH GR(APS-Cの初代)
お仕事・記録用としてはCanonの一眼レフシステムであります。
さすがに、主な機材メーカーを3まわりくらい使ってきたので
もうチェンジすることはないかなーと(ほんとか?)
色味の世界は、色気の世界と同様、僕にとってはあまりに深すぎてコントロールできない。
「RAWで撮って、あとで現像ソフトで好きなように色味を調整できるのだから
どのメーカーのカメラでも一緒だよ」と言えるようなすごいスキルを持っている人なら別なんどろうけど。
僕もそれなりに試みてきたけれど、メーカー毎のカラーバランスというのは
それぞれに相当な試行錯誤によって到達している色味のようで、個性的だし
調整しようと思っても、バランスを維持しながらというのが僕にはなかなか難しくて
結局、最初の色味・バランスが自分の心身にしっくりくるものでないと無理!
という結論となったのであります。
続く